【ホーチミン】1万体以上の仏像が祀られる寺院「Chua Van Phat(萬佛寺)」

金色に輝く見上げるほど大きな釈迦如来の仏像、その周り壁一面に祀られる1万体以上の仏像に圧巻!

1959年、2人の僧侶によって創設されたホーチミン市5区チョロンの寺院『Chùa Vạn Phật(チュアヴァンファット)/ 萬佛寺』。

創設当時はシンプルな造りの寺院でしたが、1998年から2008年の10年にかけて大規模な修理・工事を行い、現在は5階建て・200㎡の広さに。

 

あまり観光向けの寺院ではありませんが、わたしく寺院巡りが趣味でして。

寺院好きとしては巡っておかねばと行って参りました~(先に言っておくと1万体の仏像がずらーっと並んでいるので、集合体恐怖症の方は見ないほうがいいかもです)

それではどんな寺院なのか、早速調査していきましょう!

 

萬佛寺の場所

グーグルマップ・外観 ※拝観料は無料です

『萬佛寺』はホーチミン市5区チョロンのNghia Truc通りにあります。

この通りは5区チョロンの中でもあまりメジャーではないのと、5区チョロンにある華人寺からは歩いては行けない距離にあるので、日本人向けのサイトなどに紹介されていないのかなと。

 

近くには人気の飲茶レストラン「Cuu Long Quan」があるので、この周辺で食事もしておきたい時はこちらに寄ってみるのも良いですね~

 

こちらの門をくぐっていき~

 

発見!こちらが『萬佛寺』です。

写真はOKとのことでしたが、大声で話す・フラッシュをたいて写真を撮る、参拝している人の写真を撮るなど参拝者の妨げになるような行為は絶対にやめましょう!また、仏像を触るなどももちろんNGです

 

寺院をご案内

1階~階段の場所について

1万体の仏像があるのは5階とのことだったので、階段を探しに。1階広間の真ん中にあるこちらの後ろ側に階段があります。

 

こちらの階段から上がっていきましょう~

 

2階~4階

メインは5階のホールとのことなので2~4階はざっくりとご紹介。

病気を癒し、身心の健康を守ってくれる現世利益の東方浄瑠璃世界の教主「薬師如来」、寺院の各階の空間と建築には、アーチ道、赤い紙で接着された祭壇など中華寺院ならではの装飾も見どころですね!

 

また、寺院の敷地内には故人の遺灰を預ける場所があり、線香や崇拝を提供するために来るための石仏像を置いています。

 

5階に行く前に靴を脱ぎましょう!

1~4階は靴のままで大丈夫ですが、5階は必ず靴を脱いでから入りましょう。

 

少し足は汚れてしまうのでウェットティッシュ等持っていっておくと◎

それではいざ5階へ~!

 

1万体以上の仏像

5階のホール中心に黄金の釈迦牟尼。精巧に作られた釈迦牟尼の台座は青銅で作られたベトナムの国花である蓮をモチーフにされています。

 

なんと1,000枚の蓮の花びらを青銅で作り上げた台座とのことで、その輝きと精巧の造りに見惚れてしまいますね。

 

大乗仏教の菩薩で、智慧をつかさどる仏「文殊菩薩」

画像左:釈迦如来の慈悲行を象徴する仏「普賢菩薩」

釈迦如来の両脇には「文殊菩薩」や「普賢菩薩」も。

 

ホールの壁全面に1万体以上の仏像が天井までずらりと!!

 

1体1体の仏像もまた精巧、10年かけているとは言え、思わず見事だなぁと口に出してしまうほど。

 

天井の造りさえも美しい。恐らく龍をモチーフにしたデザインなのかなと(間違っていたらすみません)

色々な寺院を巡っていますが、一つ一つ丁寧にじっくり見たくなる華やかな建築様式。

 

ホールのテラス側?寺院だと何と言うのだろうか。。

鐘や大太鼓などなど。こちらは文献が見つからなかったので分からなかったのですが、これも歴史的価値があるものなんだろうなぁと。うーむ、知りたい。

 

まとめ

ほとんど地元の参拝者の方が訪れる寺院ですし、先程の注意事項のとおり、他の参拝者の方に迷惑にならないように寺院をまわりましょう。

寺院に一歩入るとふわっと広がる線香の香り、どこか懐かしく感じる雰囲気。

 

そして『萬佛寺』ならではの圧巻の1万体以上の仏像と寺院好きなら一度は行ってみたくなりますよね。

ホーチミン市内の寺院を巡りたい方は候補に。ぜひぜひ。

 

 

店舗情報

寺院名 Chùa Vạn Phật - 萬佛寺/Ten Thousand Buddha Buddhist Temple
住所 66/14 Nghia Truc street,ward 5,District 5,Ho Chi Minh city,Vietnam
電話番号 02838381955
営業時間 08:00~17:00
WEB・SNS・LINE Facebook
  • B!