ホーチミン日帰りツアーで1番人気「メコン川クルーズ」観光を徹底解説!

ホーチミン日帰りで行ける!1番人気ツアー『メコン川クルーズ』観光ついてご紹介します。

熱気溢れるエネルギッシュな都市、ホーチミン市から日本では体験できないジャングルクルーズ!メコン名物料理を堪能したり、ココナッツキャンディー工房見学やニシキヘビを首に巻くワイルドな体験も!

ベトナム在住14年目なもんで10回以上行っているメコン川クルーズ。今回久々に行ったけど楽しいね!お子様連れでも楽しめるツアー内容となっていますよ~!

今回はミトー・メコン川クルーズ観光の基本情報や行き方、ツアー比較、注意点、実際に行ってきた流れも合わせて解説!

 

ホーチミン日帰りツアーのド定番!「メコン川クルーズ」とは

中国・ミャンマー・ラオス・タイ・カンボジア・ベトナムの6か国にまたがって流れる河川「メコンデルタ」を小舟でクルーズする人気観光ツアーです。

マングローブ林の中をくぐり抜けていくジャングルクルーズを始め、現地ならではのアクティビティが楽しめる事からホーチミン日帰りツアーの中でも代表的なスポット。

 

「メコン川クルーズ」こんな事が出来るよ!一覧

メコン川ツアー観光では、このような体験ができるよ!をまとめました(※申し込むツアーによって行かないスポットもあります。

  • ミトー観光の大定番!マングローブを小舟で渡る「ジャングルクルーズ」
  • ハチミツ農園でメコン特産の蜂蜜を楽しむフルーツティーで休憩
  • 迫力満点!?巨大ニシキヘビ首巻き体験
  • 果樹園で南国フルーツ&音楽隊の演奏
  • メコン名物「象牙魚」「揚げ風船餅」を堪能
  • ココナッツキャンディー工房見学

 

ツアーについて(料金・内容比較)

自力で行けなくはないけど...やっぱり現地ツアーを予約がおすすめ!

メコン川ツアークルーズを行う「ミトー(Mỹ Tho )」へは、ホーチミン中心地から車で約2時間。バスや車でミトーまで自力で行く事はできますが、フェリーや小舟の交渉、その他アクティビティの利用する場合などベトナム語が出来ないと難しいかと...

下記に日本語ガイドのツアー・料金をまとめておりますので参考までに!

 

会社名 内容 料金
VelTRA(ベルトラ) 基本プラン:メコン川クルーズ、ココナッツキャンディー工房見学、果樹園訪問、ハチミツ農園見学、昼食代込み ※指定のホテル迎え、降車は4つの指定スポットから選択 大人1名:7,312円
タビスパ 混載車プラン:メコン川クルーズ、ココナッツキャンディー工房見学、果樹園訪問、カカオ園見学、ハチミツ農園見学、馬車体験、昼食代別 ※ホテル送迎 大人1名:約 5,490円
ウェンディーツアー 混載車プラン:メコン川クルーズ、ココナッツキャンディー工房見学、果樹園訪問、ハチミツ農園見学、馬車体験、昼食代込み ※ホテル送迎 大人1名:17,104円~
kkday 専用車プラン:メコン川クルーズ、ココナッツキャンディー工房見学、果樹園訪問、ハチミツ農園見学、ベトナム産カカオ工房見学、昼食代込み ※指定のホテル迎え、降車は4つの指定スポットから選択 大人1名:6,750円
TNKトラベル 専用車プラン:メコン川クルーズ、ココナッツキャンディー工房見学、果樹園訪問、ハチミツ農園見学、昼食代込み ※指定ホテル送迎(1区、もしくはTNKトラベル) 大人1名:$110 ※混在車の場合は$106
JTB 専用車プラン:メコン川クルーズ、ココナッツキャンディー工房見学、果樹園訪問、ハチミツ農園見学、馬車体験、昼食代込み ※ホテル送迎 大人1名:12.396円~

※こちらは2024年2月現在の情報です。また、下記の内容についてはウェブサイトに掲載されているものを記載しています。内容や料金が変わることもあるので、念のためご予約の際は内容をツアー会社にお問い合わせください。

相場だと日本円で大人1名 約7~8,000円くらいですね。

 

ツアー会社以外にも個人ガイドさんにお願いする方法もあり(私は毎度個人ガイドさんに頼んでいます)。ただ、この方法は個人ガイドさんとお知り合い、もしくは掲示板などで宣伝されている方のみかなと。。

ちなみに体験記にまとめている内容を個人ガイドさんにお願いしたところ、ベトナムドンで1,3750,000ドンでした(利用日:1月1日、宿泊ホテル送迎あり)。今日のレートですと約8,400円。この価格は正月ということもありますし、料金は時期にもよって変わりますのであくまで参考に!

 

所要時間・季節

ツアーにもよりますが、メコン川クルーズツアーにかかる所要時間は約7.5~8時間です(ホーチミン市からの移動時間を含む)。ホテルから大体8時から夕方にホーチミンに戻ってくるので、ほぼ1日しっかりとベトナム観光を楽しむことができますよ!

 

また、メコン川クルーズに行く際には、大雨や台風が来た場合はツアー中止になることがあります。メコン川クルーズへ行く時期の季節は乾季の期間(11~4月)がおすすめです。ただし、気温も暑いので熱中症対策は十分に行ってくださいね。

雨季 5~10月
乾季 11~4月

「【ベトナム・ホーチミン】ベストシーズンはいつ?避けるべき時期や天気・気候ガイド」のブログはこちら

 

【体験記】メコン川クルーズ日帰りツアー

それでは実際にメコン川クルーズのアクティビティや流れ、感想をご紹介します。※スポットの行く順番はツアーにより異なります。

ミトー到着→ボートに乗り込み→トイソン島へ

ホーチミンから約1時間半、船乗り場からタイソン島へ!

メコン川沿岸の町ミトーに到着。ここからボートへ乗り込んでいきます。この間にトイレに行くのをお忘れなく。

ホーチミン市から離れた場所とあって、外国人も利用できるトイレがあるがあるのか心配になりますよね。めちゃくちゃ綺麗!ってわけではないですが、普通に利用できるくらいに数年前に改修されておりますので安心くださいませ~

 

船に乗り込み!

船内は席数も多くて意外と広い

それでは出発!メコン川は正直キレイとは言えませんが、アジアの旅感があって結構楽しいのよね。

 

ハチミツ農園見学&ハチミツを使ったフルーツティで休憩

ハチミツ農園に到着

到着するや否や、早速始まるメコン川ツアーのアクティビティ。蜂の巣を持ったおばさまが登場、農園の説明をしてくれます。

 

ここで蜂蜜と金柑をしぼったお茶で休憩。蜂蜜はもちろん、美容効果の高いロイヤルゼリーやプロポリスも販売しています。日本よりもお安く買えることから、お土産で買われる方も多いですね。

 

爽やかな甘さで飲みやすい

 

ニシキヘビの首巻き→馬車で移動

名物!巨大ニシキヘビを首に巻いて写真撮影!

ハチミツ農園のすぐ裏へ進むと、巨大なニシキヘビが登場!!うん、君とはもう10回は会っているはずなのだが(同じニシキヘビじゃないかもだけど)何回見てもちょっと怖い、迫力があるー。

おばさまが慣れたようにニシキヘビを持って首に巻き付けてくれます。大人しくてザラザラの感触がまた良き。

 

馬車で移動→果樹園で南国フルーツ・音楽隊の演奏を聴く

これは数年前にはなかったような気がするが!?ハチミツ農園から果樹園まで馬車で移動していきます。

 

のどかな田舎道を馬車で移動

馬車って滅多に乗ることないですしね!まさかミトーで体験できるとは(もしかして知らなかっただけで昔からあったのかな...?)

 

フレッシュな南国フルーツで休憩

果樹園に到着!ベトナムらしいドラゴンフルーツやザボン、パイナップル、ジャックフルーツ、竜眼マンゴーなど南国を代表するフルーツをいただきます(季節ものを出しているので時期によってフルーツの種類は異なります)

中央には塩と唐辛子をまぜた「Muoi Ot」を少しつけることで、果物の甘みを引き立たせることができます。最初は慣れないけど、いつの間にか無いと寂しく感じるようになるんですよね~。

 

果物を食べている間にベトナム伝統音楽の演奏を行う音楽隊が登場。ひとしきり歌い終わるとテーブルにチップ入れとして竹ザルを置かれます。絶対ではないけれど、楽しませてくれたお礼として3~50,000ドンくらい払うのが良いかなと!

 

いざジャングルクルーズへ!

それではメインアクティビティ「ジャングルクルーズ」へ行きましょう!!外国人の観光客以外にも、ベトナム人観光客でも賑わっておりました。

 

ベトナムの伝統笠帽子「ノンラー(Non La)」をかぶって出発です!混み具合によっては狭い水路でボートが当たったりしますが、それもまたベトナムらしい写真が撮れると人気があります。

 

南国らしさ満載のマングローブを進んで行く体験は、日本ではなかなか出来ないですよね。今回、初めて娘もメコン川ツアーに参加したのですが「船小さいけど面白いー!!」と子供も楽しめており何より。

 

ココナッツキャンディー工房見学&お土産

ジャングルクルーズが終わったら、お次は「ココナッツキャンディー工房見学」。出来立ては柔らかくて生キャラメルのようにとろんと♡

 

果肉を圧搾して取り出したココナッツミルクと砂糖を煮詰めていきます

 

一口サイズにカットしたココナツキャンディーを次々に包装していきます。

 

いやーこれは欲しくなっちゃいますよね!!私も毎度メコン川ツアーに行くと買っちゃいます、甘くて美味しいのです。

お値段も1袋30,000ドンくらい(20個)入りで170円くらいとお手頃価格。フレーバーは色々あるので、お好みのものをお選びくださいませ~ただし、ドリアン味もあるので注意を!!

 

【昼食】メコン名物「象牙魚」&「風船餅」を堪能!

緑が美しい観光客用レストラン「MEKHONG REST STOP」へ

「MEKHONG REST STOP(メコンレストストップ)」でお昼ご飯

メコン川クルーズツアーの後は、メコン川沿いのレストランでお昼ご飯を食べます。「MEKHONG REST STOP」は観光用の定番レストランなので、多くのツアーに組み込まれているレストランですね!

 

席数は200以上はある!?ミニお土産屋さんもあり

写真に写っている席はまだまだ一部。一体どれだけの広さなの!?と調べたら何と中央にある中庭も含め、敷地面積12,000平方メートル。

大人数のツアー客を対応できる広さを誇っています。田舎ならではの親しやすいアットホームな空気感もまたいいですね。

 

メコン名物を始め、伝統的なベトナム料理からシーフード料理とメニュー数が多いのも特徴です。入口付近にお土産店もありますが、観光値段になっているので積極的に買わなくても良いかなぁとは。

 

今回訪れた時期とは少しずれちゃっているのですが、ベトナムの国花「蓮」の時期になると美しい蓮池が広がります。一周ぐるーっと回ってみましたが、いやはや広い。別棟でエアコン付きのお部屋もあるとのこと。

 

メコン名物「象牙魚」と「揚げ風船餅」

メコン名物「揚げ風船餅」どんどんお餅が大きくなって面白い!

揚げ風船餅ってメコンに来ないと食べられるところがほとんどないのでね、メコン川クルーズツアーに来たなら絶対食べておきたい名物グルメです!

ベトナム・メコン名物  ”揚げ風船餅”とは、ベトナム語で「Xôi chiên phồng(ソイチェンフォン)」。もち米とココナッツミルク、小麦を混ぜ合わせた餅を熱した油に入れて、お玉でくるくると回しながらお餅を膨らませていくベトナム料理です。

店員さんが上手にお餅をどんどん膨らませていっています!!

 

左「象牙魚」、右「揚げ風船餅」

メコン川で採れる淡水魚「象牙魚(エレファント・イヤー・フィッシュ)」は、突き出した鼻が象のように見えることから”象牙魚”と名付けられた名物料理。白身魚で一匹まるまる素揚げする豪快な調理方法!これも美味しくて好きなのよね~

 

店員さんが食べやすいようにカットしてくれます

餅・餅と生地が半々、生地だけと3つに分けて切り分けてくれます。ほのかにココナッツミルクの優しい甘さがふわ~っと広がる♡

 

モチモチ甘い♡ 大人気のメコン名物料理を

揚げ風船餅を食べたらメコン川ツアー来たなぁ~って気分に浸れます笑 優しい甘さとお餅とあって、娘もパクパク食べておりました。

 

象牙魚はライスペーパーに包んで食べましょう!

こちらも店員さんにお任せ。象牙魚の身をほぐし、野菜と一緒にライスペーパーに包んでいただきます。象牙魚の皮のパリパリ感とライスペーパーがまた合うのよね!!

メコン川クルーズをツアーで利用する場合は、基本はあるけどツアーによっては無いものもあるので、食べたい場合は事前に確認しておきましょう。

 

ジュースやビールなどのドリンクメニュー

多くのツアーでは飲み物代は別になっているのでこちらを。観光地値段で通常価格の2~3倍はするけれど、ビールとベトナム料理がまた合うんですよね~もちろん飲みましたとも!!

 

注意点・持ち物

メコン川クルーズは南国の自然溢れるツアーとなっています。特に乾季の時期は気温が高いので、暑さ対策が必須。

注意・持ってきたほうがいいもの

  • 帽子、タオル、ウェットティッシュ、歩きやすい服装
  • 水など飲み物(小まめに水分補給を!)
  • 虫よけスプレー、かゆみ止め
  • 酔いやすい方は酔い止め薬
  • 雨季の時期、大雨の場合はツアー中止になることも

 

メコン川クルーズでベトナム観光を満喫しよう

ホーチミン日帰りツアーの目玉である「メコン川クルーズ」。自力で行けなくもないですが、ホーチミンからミトーまでバスで行くのは乗り継ぎ必要、時間もかかりますので、現地ツアー・個人ガイドを利用されることをおすすめします。

子供も楽しめるスポットなので子連れ旅行の方にも◎ ただし、お子様連れの方は特に熱中症対策はしっかりめに!

ホーチミン旅行を計画される方は、ベトナムならではのジャングルクルーズをたっぷりと楽しんでくださいね!

 

スポット情報

スポット名 メコン川クルーズ(Mekong River Cruise)
住所 Mekong River, My ThoVietnam
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