ハノイ旅行に行くなら一度は見ておきたい!本記事では、ハノイ最大のカトリック教会『ハノイ大教会/聖ヨセフ大聖堂』をご紹介します。

有名なスポットだけど、結局どこを見ればいいの?とお悩みの方に!今回はハノイ大教会の歴史や見どころ、知っておくと便利な周辺情報などを詳しくご紹介します。
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目次
ハノイ最大のカトリック教会「ハノイ教会」とは
観光エリアである旧市街にそびえ立つ「ハノイ大教会(聖ヨセフ大聖堂)」は、ハノイを代表する観光スポットの一つ。

ハノイ大教会(聖ヨセフ大聖堂)
ハノイ大教会(聖ヨセフ教会)の歴史としては、1882年にフランス軍がハノイ城を占拠した後、フランス人司教プギニエールによって建設が開始されました。フランス・パリのノートルダム大聖堂をモデルにしています。

観光エリアルートに入れやすい場所なのも◎
ハノイ大教会周辺にはおしゃれなカフェやショップが立ち並んでいます。食事や買い物、スパなどハノイ観光をする時に立地も良いですね~!
教会の拝観料は無料です。お布施を入れるところもあるので、お気持ち入れておいてもよいかと。
ハノイ大教会の場所・アクセス
ハノイの旧市街中心部に位置し、ホアンキエム湖の西側にあります。タクシー・配車アプリ「Grab」を使えばハノイ駅からは車で8分。
ホアンキエム湖やタンロン水上人形劇も近く、色んな場所へ観光したい方にも便利な場所です~!
ベトナム雑貨店やレストラン、カフェが並ぶニャートー通りとニャーチュン通り、ハノイのバックパッカー通りのゴーフィン通りからもすぐ近く。

いざハノイ大教会へ!
『ハノイ大教会』は、フランス領インドシナ政府によって建てられた初期の建造物の一つであり、ハノイで最も古い教会として知られています。

【ハノイ大教会】見どころガイド
教会前・広場

多くの観光客で賑わうハノイ大教会
19世紀後半のゴシック・リヴァイヴァル建築様式(ネオゴシック様式)調の2つの尖塔と美しいステンドグラスが特徴的。『ハノイ大教会』の主な建築資材はレンガとタイルなのが特徴。
奥行きは64.5m、横幅は20.5m、2つの塔の高さは31.5mあります。ハノイのシンボルマークであり、圧巻の佇まいだわ。


夜もライトアップされて綺麗!
今回は昼の様子をメインに紹介しますが、夜は教会内からの光が差し込み、より神秘的な雰囲気が出て美しいですね!教会内部はエアコンが無いこともあり、乾季など気温が高い時期に行くなら夜もいいかと~~

クリスマスにはツリーや飾りつけも!
12月頃になると、マリア像の近くにツリーや展示物が置かれるようになります。クリスマスには特別なミサも開催されるとのことで、クリスマスにも改めて行ってみたいなぁ~

子供を抱える聖母マリア像
広場の前中央には聖母マリア像。今は少し黒ずんでいますが、元々は黄金だったそうで。
ハノイ大教会では、聖堂の建築様式を維持し、創建時の姿を最大限に復元するプロジェクトが2020年に開始されました。現在、外観の復元工事が完了し、美しい姿を取り戻しています!
教会内部

大きな石柱が並び、奥には美しい祭壇
白を基調とし、中央・左右には美しい祭壇。両脇に並ぶ美しいステンドグラスからは、わずかにパステルカラーの光が差し込み、教会内を幻想的な雰囲気に包み込む。

祭壇の中央には、幼きイエスを抱く聖ヨセフ像

中央奥の祭壇付近は近づけるエリアが決まっているので注意
左右の祭壇は近くで見れますが、ミサ以外の通常時には中央祭壇へ近づける範囲が決まっています。(画像は人がいてますが、こちらはお花の業者さんなのです)

両脇にも美しいステンドグラス
各窓に埋め込まれたステンドグラスも美しいですね、 鮮やかな色違いでそれぞれ模様や絵柄が違うので注目して眺めていたい。
他にも教会内にはたくさんステンドグラスがあり、こちらはのステンレスグラスはイタリアから運ばれてきたそうです。

絵画

正門付近から見た風景、想像より広いよね
今回は通常時に行きましたが、水・土・日曜日にミサが執り行われ、見学が可能です。ミサの時間帯は、普段とは異なる厳粛な雰囲気に包まれ、ベトナムの人々の信仰心の深さに触れることができます。
スケジュール・教会内部への入り方

教会を訪れる時は時間帯に気をつけて
広場・外観だけを見たいのであれば何時でもOK。ただし、教会内部に入れる時間は「月曜~土曜 8:00~11:00/14:00~17:00」。教会の中も見てみたい方は、訪れる時間に注意してね!


教会内部に入る時はコチラから
ミサが行われている時間以外は、表の扉は普段は空いていません。教会内部に入る時は、教会正面から見て右にある入口から入りましょう。

ここから入ってね
少し進んで行くと、このような入口があります。内部に入るときには、祈りを捧げている方々の邪魔にならないように静かに入りましょうね。

ミサのスケジュール
ミサは「月曜~土曜の5時30分と18時」、「日曜は5時・7時・8時30分・10時・11時30分・16時・18時・20時」です。時間帯によってベトナム語・英語・フランス語と違います。
注意点
ルールやマナーを守って楽しむために、下記の注意点を必ずチェックしておきましょう。
注意点
- 教会内部に入る場合は、肌の露出を控える服装にしましょう
- 撮影は可能ですが、ミサ中の撮影は控え、フラッシュ撮影NG
- 大声を出して騒がない、マナーを守る
- 教会内部は冷房がないので、乾季の時期は水分補給をしっかりと(※教会内部での飲食はNG)
- スリに合わないようスリには気を付けること
観光客の方だけでなく、参拝者も訪れる教会です。ルールをしっかり守って過ごすように心がけましょう!

注意書き
教会内部以外は服装は自由です。ただし、教会内部に入る際には露出が多い服だと入ることはできません。
(※忘れてしまった場合は、教会正面から見て右側の入口にて羽織り物も貸し出ししています)
教会周辺のおすすめスポット
ハノイ大教会の目の前!ベトナム名物ドリンクも楽しめる「コンカフェ」

「Cong Ca Phe(コンカフェ)」
『コンカフェ』はベトナム首都ハノイ市に2007年に創業、現在はベトナム全土に展開しているカフェチェーンです。近年では韓国やマレーシアにも進出。
こちらはハノイ大教会の目の前にある、「Cong Ca Phe Nha Tho支店」。ちなみに”Nha Tho(ニャートー)とはベトナム語で”教会”ですよ~!

レトロで鮮やかな花柄とコンカフェの緑を合わせた素敵な内装

おすすめのココナッツコーヒースムージーで休憩してね
2023年1月にNHKで紹介された名物のヨーグルトコーヒーやココナッツスムージーなど、ベトナム旅行中に飲んでみてほしいドリンクがおすすめ!
ハイセンスなベトナム土産!「コレクティブ・メモリー」

ベトナム雑貨のセレクトショップ「Collective Memory」
ベトナムの伝統文化と現代アートを取り入れたユニークなアイテムが揃い、ハノイお土産店の中でも人気のセレクトショップ「コレクティブ・メモリー」。どれもがベトナムの文化を感じさせながら、思わず欲しいと手に取ってしまう魅力的なものばかり!
ハノイ大教会から徒歩1~2分くらいとアクセスも良しです。

アートな作品に心くすぐられる

ベトナム産オーガニックフレグランスブランドも
ベトナム在住者としては想い入れのある風景やモノを使ったデザインもあったり、雑貨としても本当に素敵なものばかり!!
すごく広い店舗ではないけれど、雑貨やオーガニックコスメ・Tシャツ・ポストカード・ポスターなど、色んな種類の雑貨がありますよー!
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【ハノイ】もらって嬉しい!ハイセンスなベトナム土産を探すなら「コレクティブ・メモリー(Collective Memory)」
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まとめ
今回はハノイの人気観光スポット『ハノイ大教会』について紹介させていただきました。

外観・教会周りだけなら所要時間は10分ほど、教会内部を入れても30分くらいです。周辺にはお土産店や観光客向けのレストランもあるので、観光ルートにも行きやすい場所にあるので行ってみてね。ぜひぜひ!
スポット情報
スポット名 | ハノイ大教会/聖ヨセフ大聖堂/Nhà Thờ Lớn |
住所 | 40 Nha Chung Street,Hoan Kiem District, Ha Noi city,Vietnam |
地図 | Google Mapを開く |
営業時間 | 8:00~11:00/14:00~19:30 |