鎮座する巨大な黄金の仏像、
鐘楼や七重の塔がある
ベトナム南部最大の寺院『ヴィンギエム寺(永厳寺)』
実は日本と強い縁のあるお寺ってご存知でしょうか?
今回はそんな『ヴィンギエム寺』の基本情報から
見どころ、アクセス、注意点などをまとめております。
ホーチミン市中心地から
さほど遠くない場所にあるので
旅行者・在住者も一度は行ってみると良いかと♪
それではどんな寺院なのか
早速調査していきましょう!
ヴィンギエム寺の場所
『ヴィンギエム寺』はホーチミン市1区中心地にあるお土産通り
【Dong Khoi(ドンコイ)通り】からタクシーで15分。
タンソンニャット空港からも
タクシーで同じく15分くらいですね!
中心地から徒歩で行くのは難しいですが
タクシーで15分くらいなので
無理な距離ではないかなと。
発見!こちらが『ヴィンギエム寺』です。
歴史をさらっと解説
1964年から1971年にかけて建立された仏教寺院。
実は日本で修行された
2人のお坊さんにより建立されたのです。
建物が11世紀の李朝の頃にベトナム仏教教育の中心にある
ベトナム北部の村にあった寺院をモデルにした
伝統的な仏教建築と当時最も新しい建築技術で作られました。
お坊さんの修行に来る方も多く、
50~60名ほどのお坊さんが修行しています。
正月の時期になると特に賑わいますが
通常は仏教徒の方々が参拝に来ています。
本堂【読経は1日2回(9時15分・15時30分)】
(参照写真:ヴィンギエム寺)
真ん中にある階段を登っていくと本堂です。
迫力のある黄金の仏像が鎮座していますね!
本堂内に入る時は必ず靴を脱ぎましょう。
ベトナム人の方々と同じように読経に参加することは出来ませんが
近くで見学するのは大丈夫です。
読経は1日2回。9時15分と15時30分から
約1時間15分行われます。
本堂入口の左右には仁王像もいます。
七重の塔
高さ40mの「七重の塔」。敷地内に入って左手にあります。
階段を登ってからのほうが良く見えますね。
ただ木が結構大きくなってきちゃって全体があまり見えないけど。。
平和の鐘(鐘楼)
ベトナム戦争後の平和を願い、
曹洞宗の住職吉岡棟一宗師に寄与された【平和の鐘】です。
正面の階段を上がって右側にあります。
「日本の沸子こぞりて捧げたる。平和の鐘はベトナムに鳴る」
ベトナムと日本の友好、平和を願って送られた鐘楼。
日本語で書かれているのでぜひ見てみましょう。
調べてみると旧正月の時期しか
一般人は鳴らしてはいけないみたいですが
普通に鳴らしている人がいたので
まぁそこは結構ゆるいのかもしれません(笑)
寺内にあるベジタリアン×ベトナム料理レストラン
ヴィンギエム寺の敷地内にあり、
永厳寺で修行をしているお坊さんも利用している
ベジタリアン×ベトナム料理レストラン
全体的にお値段もリーズナブルで
さらにこれがまたベジタリアンじゃない方でも
美味しくいただけるのでヴィンギエム寺に行ったら
ぜひこちらのお店は行ってみてほしい!
150席もある広々とした店内。
ソファ席も多いので子連れでも大丈夫!
さらに店員さんもものすごく優しくて
レストランだけでも利用したくなるのです。
お土産などの販売店も!
ここはさらっと良いと思いますが
一応お土産屋さんやちょっとしたお菓子や
ジュースなどが売っているお店もあります。
もうちょい時間つぶしたいな~って時に
寄ってみるといいかな。
服装や注意点は?
服装は特に指定はなく、ラフな格好でOK!
サンダルでも半ズボンでも問題なし。
注意点としては読経中や寺院内は写真撮影はできますが
フラッシュをたいて撮影したり、
お坊さんや参拝者などの邪魔になるようなことはNGです。
また、本堂ではお昼の時間になると
お坊さんが昼寝をしているので近づかないこと。
まとめ
程よい緩さもあるし、日本に縁のあると知ると
ベトナムに住まわせてもらっている身としては
嬉しく感じてしまいますね!
そしてご飯が美味しかったのでまた行きたい(結局食べもの...笑)
中心地からもタクシーや車ですぐに行きますし
一度は行ってみるのもよいかと。ぜひ!
寺院情報
寺院名:ヴィンギエム寺/永厳寺/Chùa Vĩnh Nghiêm(チュアヴィンギエム)
住所:339 Nam Ky Khoi Nghia street,ward 14,District 3,Ho Chi Minh city,Vietnam
電話番号:02838483153
営業時間:6:30〜11:30 / 13:30〜18:00
WEB:ヴィンギエム寺