ベトナム・ブンタウのおすすめ観光スポット5選！ホーチミンから2時間で行ける旅行ガイド

ホーチミン市から約2時間で行ける港町「ブンタウ（Vung Tau）」。美味しい海鮮料理やブンタウ名物、ホーチミン市内には海水浴場で遊ぶなど気軽に行ける観光エリアとして多くの旅行者で賑わいを見せています。

本記事ではホーチミンからの旅行者向け『ブンタウ観光情報』をご紹介します。ホーチミン市⇔ブンタウ・ブンタウ市内の移動方法を始め、観光スポット、おすすめホテル・レストランを徹底解説！

ブンタウとは～観光情報～

ブンタウ（Vũng Tàu）とは、ホーチミン市から南東約100キロメートルに位置するバリア＝ヴンタウ省南東部に位置する湾岸都市です。 人口は約52.7万人で、ホーチミン市から気軽に海水浴場がある事でも有名です。

海に面している事からシーフードが美味しく、ブンタウ発祥のB級グルメ「バインコット」が楽しめることも人気の理由。

ブンタウ内の移動方法

マイリンやビナサンなどメジャーなタクシー会社はほとんど見かけないですが、ホーチミンと同様にタクシーで移動可能です。

基本的にホーチミンのように個人ドライバーはおらず、タクシーがGrabに登録されています。利用方法はホーチミン市内で利用する方法と同じなのでご安心を。ただし、観光エリアではあるので、相場より少し高めではあるかも。

ブンタウの街並みや海沿いを心地よい風を感じながらと、旅行気分を楽しみながら移動できる「観光用電動カート」。

乗車可能人数は1台につき最大10名。料金は車両ごとになるので1名でも10名でも料金は同じとのこと。最初の2km内は50,000ドン、そこから1kmごとに25,000ドン加算されていく仕組みです！

結構楽しくて計3回乗っちゃいました。スタッフさんは英語が分からない場合ありではありますが、旅の思い出に乗ってみるとも良いかと！

■「ブンタウで観光用カートを利用する方法」についてのブログはこちら

ベストシーズン

ブンタウのベストシーズンは、12月から4月にかけての乾季です。この時期は、天気が晴れており、湿度が低く、観光などの最適な期間です。平均気温は20℃から30℃の間で変動します。

ブンタウへのアクセス

ホーチミン⇔ブンタウの移動方法は大きく分けて「高速船・車・バス」の3つの行き方があります。※ホテル宿泊者利用できるバス等は除く

1.高速船

旅行気分をより楽しむなら船旅もあり！チケット予約は事前申し込み可能、往復チケットもそのまま購入できます。「GreenlinesDP（英語版）」から詳細を確認しましょう。

所要時間はホーチミン市1区Ton Duc Thang通りの船乗り場から、Can Gio(カンヨー)経由で90分間ほど。バスで行くよりも近いですが、その日の天候によっては大分揺れることもあります。

船内にはトイレや無料wifiもあり。ただし、天候によっては結構揺れるので、酔いやすい人は酔い止めのご準備を。

■高速船で移動する方法についてのブログはこちら

2.車

ホーチミン市内⇔ブンタウ間を利用できる専用車サービス。予約する人数によりますが、他のお客さんとも共有で利用します。

所要時間は約1時間30分、途中で高速の休憩エリアで一度休憩するので、トイレなどの心配も比較的に安心です！我が家でブンタウに旅行する時にはほぼこのサービスを利用しています。金額は片道約150,000ドンぐらいとリーズナブルなのも◎

これらを利用できるサービスは多いので、「Tổng hợp các xe đi Vũng Tàu ⇄ Thành Phố Hồ Chí Mình (TP.HCM) 」のページなどをご参考に！

3.バス

路線バスを利用する場合は所要時間は約2,5～3時間。小さめのバスやワゴンタイプと様々なタイプが運行している「Mien Dong Bus Station（ミエンドンバスステーション）」から毎日15～20分毎にバスが運行しています。

料金は片道70,000ドン～80,000ドンととてもリーズナブルな価格ではあるものの、ローカルバス慣れしていない方やお子様連れには難易度高めなのでご注意を。

ツアーバスも多く運行しており、バスを利用する比較的にこちらのほうがスムーズに利用できるかと。バス会社にもよりますが、片道180,000ドンほど。「Check my bus」では利用しやい日を入力すると様々バス会社の情報、料金が常時されるのでチェックしてみましょう。

ブンタウの観光スポット5選

1.ブンタウ最大のビーチ「バックビーチ」で海あそび！

ブンタウには大きく分けて4つのビーチエリアがあります。ブンタウで最も広く有名なのが市内東側にある「バックビーチ（Bãi Sau）」は、Thuy Van通り沿いにある長い砂浜はたくさんの観光客が海遊びを楽しんでいます。

ビーチには海の遊び道具の販売店があります。正直あまりクオリティは高そうではないので、出来れば持ってきてくるほうが良いかと思いますが、持ってくるのを忘れてきてしまった時にも安心。

ジェットスキーに乗せてくれるサービス（有料）、レンタルしたビーチチェア＆パラソルで休憩しつつ。海で遊んだり潮干狩りしたりとホーチミンでは出来ない遊びが気軽にできるのもブンタウの魅力ですよね。

■「バックビーチ」についてのブログはこちら

2.ブンタウのシンボル「キリスト像」を一度は見ておきたい

ニョー山の頂上にそびえ立つキリスト像。完成までに20年以上の歳月を費やし作られ、その大きさは高さ32 m・アジア最大級の大きさとしてブンタウを代表とする有名な観光スポットとなっています。

注意点としては、キリスト像内部に入るには露出が高い服（タンクトップやキャミソールなど）で入ることはできません。また、キリスト像がある位置まで登って行くには体力がないと正直厳しいです。。おこ

3.大きな釈迦像で有名な「タウ寺」

ブンタウにある中国系寺院、地元民が参拝に決まって訪れる場所となっています。タウ寺の本堂は、海を見つめる高さ15mの観音様が見所で、南部最大規模の釈迦像がある寺院としても知られています。

敷地内は広く、中国の影響を色濃く残す「タウ寺」は寺院好きや歴史好きにもおすすめ。夕方には閉めてしまうので、興味がある方は朝の涼しい時間帯に行きましょう！～16:30

4.海の景色に癒されるおすすめスポット「海沿いカフェ」

海で遊んだり、海鮮を楽しむのもいいけれど、綺麗に晴れた日は海が見えるカフェで景色を眺めながら過ごしてみませんか？ベトナム人の若者を中心に人気になっているブンタウの海沿いカフェはどんどん増えてきており、まだ発掘されていない海沿いカフェが多いのです！

海を眺めながら散歩がてら穴場カフェを見つけてみるのもいかがでしょうか。カフェ天国のホーチミンですが、ブンタウカフェならではの体験をぜひ♡

■「ブンタウのおすすめ海沿いカフェ5選」のブログはこちら

5.上下逆さまカフェ

「チェックインまで少し時間があるな」「次の予定までに何か遊べるところはないかな？」そんな時にはベトナムならではのユニークな世界観が楽しめる上下逆さまカフェ『Upside Down House』へ。

ホテルのチェックインまで少し時間があったので行ってきました。日本人的にはお子様も一緒に楽しめる感じかなと～！絶対に行っておかなきゃ！って感じでは正直ないけど、意外と家族で楽しめた場所。

■「Upside Down House」についてのブログはこちら

（おまけ）ローカル感満載！山の上の遊園地「ホーマイパーク」

ベトナムでは珍しいロープウェイに乗って、山の上のテーマパーク「ホーマイパーク（Ho May Park）」。敷地内をぐるっと回れる観光用カーに乗れば、動物が見えたり、山の上からブンタウの街を眺められ、花畑や寺院など様々なスポットを楽しむことができます。

ブンタウ市の海沿い近くのTran Phu通りにあります。有名どころのホテルからや船着き場からそんなに遠くないのでアクセスも良いかと！

こちらに行った時は、子供が楽しめればいいかな～と思ったけど、大人も結構楽しむことができました。天気が悪い時は利用するとほとんど楽しめなくなるので、晴れの日を狙っていきましょう！

■「ホーマイパーク」についてのブログはこちら

ブンタウのおすすめレストラン

【ブンタウ名物】バインコットのベトナム有名店「Banh Khot Co Ba Vung Tau」

旅行に来たなら、やっぱりその土地の名物を食べておきたいところ。ブンタウ発祥のB級グルメ「バインコット（BÁNH KHỌT）」を食べるなら有名どころへ。

揚げ焼きで外はカリッと、生地の少しもちっとした食感も楽しめる「バインコット」。具材がひき肉、海老、ベトナムさつま揚げの3種類が楽しめる「Banh Khot Thap Cam（全種盛り）」をとりあえず頼んでおきたいところ！

こちらはベトナム魚醤ヌックマムにつけ、そのまま食べる＆別皿にある野菜に巻いてもOK！一口サイズで食べやすく、ぺろっと食べられちゃうのです。

メニューは英語表記あり、バインコット以外にも主に南部のベトナム料理が種類豊富に。気軽に入れるローカルレストランなので、家族連れでの利用も多いですよ～。

■「Banh Khot Co Ba Vung Tau」についてのブログはこちら

【海鮮×ベトナム料理】メジャーな海鮮レストラン「Gành Hào Seafood Restaurant」

海沿いを眺めながら新鮮なシーフードを堪能できる大人気レストラン。200人ぐらい入ってしまいそうな大箱ですが、いつも常に満席！観光スポット「キリスト像」から車で10分ほど。ちょうど夕暮れをキレイに見える場所にあるのも◎

スタッフさんのホスピタリティも高く、賑やかな空間で居心地よくワイワイと過ごすことができますよー！

メニューは種類豊富、シェアしやすいボリュームとあって人数が多い時にも利用しやすいですね！人数によっては予約がおすすめ、特に夜はとても混みあっております。

食材が良いので少しお値段は高めなものが多いものも、美味しい海鮮が食べたい！って時やブンタウに初めて行く人はまず行っておきたいメジャーなレストランです。

■「Ganh Hao Seafood Restaurant」についてのブログはこちら

※記事は少し古めですが、どんな雰囲気かご参考までに

【海鮮×ベトナム料理】地元民や観光客にも人気！リーズナブルに楽しめる貝料理屋「Oc Tu Nhien」

ベトナム人旅行者に人気のローカル貝料理店「Oc Tu Nhien」。現地ならではのアジアの雰囲気も楽しめて、リーズナブルで美味しい貝料理などのベトナム料理が食べられるとのことで人気のお店なのです！

ベトナムらしさも感じられるし、比較的にリーズナブルな価格帯、めちゃくちゃ混んでいるのに提供スピードも早めなのも嬉しい。

ベトナムローカル食堂に慣れていない方は少しハードルがありますが、海鮮があまり食べられないお子様にも食べやすい料理もあるので、家族でローカル貝レストランにトライしてみるのも◎

■「Oc Tu Nhien」についてのブログはこちら

【海鮮×イタリアン】海の幸たっぷりのイタリアンを！「David Pizzeria」

ブンタウと言えば、海鮮やバインコットが有名ではあるものの、さすがに飽きがきてしまう。そんな時には海鮮を感じられながら、子供も大人も楽しく食べられるイタリアンの有名店「デビット・ピッザリア」いかがでしょうか？

海沿いにあるHa Long通りにあり、少し年季は入っていますが、活気の感じられる賑わい溢れる雰囲気。海がよく見えるテラス席を希望するなら確実に予約しておいたほうが良し！

ブンタウらしく、シーフードを沢山使ったイタリアンメニューが特徴。種類も多く、ホーチミンのイタリアンとまた違う楽しみ方ができるのも魅力です。

ピザや他のイタリアンメニューはもちろん、特に好きなのが「RISOTTO MARINARA」。具材には海老や貝、海鮮の出汁がしっかりと感じられ、イカなどがのシーフードがこれでもかと入っています。もう米と半々くらいの割合！

食べ終わった後はお店の向かいは屋台がちらほら出ていますし、海を見ながらぼーっと過ごしてみるのも◎

■「David Pizzeria」についてのブログはこちら

【カジュアルフレンチ】フランス人経営の美味しいフランス料理「Don Quijote」

ブンタウ市のビーチ「フロントビーチ」から徒歩9分。ホーチミン市内にも沢山フレンチはあるけれど、ブンタウに行ったら必ずお店のうちの一つになりました。フランス人経営のカジュアルフレンチ「ドン・キホーテ（Don Quijote）」。

ゆったりと座れるボックス席、広々とした店内にスぺイン風？の可愛い制服を着たスタッフさんたち。英語も堪能なスタッフさんが多くて外国人も利用しやすいのも嬉しいですね

カジュアルフレンチなので、敷居の高そうな本格フレンチより気軽に楽しめる価格帯なのも嬉しい♡　好きな料理が多すぎてオススメしきれないのですが、どれもこれも美味しいのなんの。

家族でも楽しめるブンタウのカジュアルフレンチです。

■「Don Quijote」についてのブログはこちら

ブンタウのホテル

ブンタウは有名なバックビーチが眺められるホテルが人気があり、周辺には4つ星ホテル、5つ星ホテルを利用することができます。ホーチミンでは海を眺められるホテルはないので、ブンタウにせっかく来たなら海を眺められてアクセスも良い場所を選びたいところ。

今回は家族連れにもぴったり、宿泊して良かったおすすめホテルをご紹介します。ブンタウのホテル選びの参考にしてください。

1.プルマン

心地よい贅沢さを堪能したい！アコーホテルズ・グループ「プルマン（Pullman）」。ブンタウ支店はブンタウ最大のビーチ「バックビーチ」から徒歩7分ほどの場所で立地良し。バックビーチまでの無料シャトルバスも運行していますよ！

356室ある客室からはブンタウの街並み、ビーチの眺めが楽しめます。バスタブも大き目でベットも快適。

個人的には今回ご紹介するブンタウ市内のホテルでは、朝食ビュッフェが1番美味しかったです。洋食から中華、ベトナム料理など幅広く取り揃えており、一つ一つのクオリティ高め。

ホテルスタッフのホスピタリティも高く、快適にホテルを過ごすことができました！

2.インペリアル ホテル

バックビーチから400m。ブンタウ市内にあるホテルの中で、最も格式高くクラシックな雰囲気の5つ星ホテル「インペリアル ホテルブンタウ (The Imperial Hotel）」。

高速船乗り場からタクシーで15分ほどと立地も良いことでも人気。手前が旧館、奥が新館となっています。コロニアルで重厚感がある雰囲気が良いなら旧館、洗練された雰囲気が良い場合は新館のお部屋を選びましょう。

お部屋はレトロな雰囲気が素敵なアンティークインテリアに囲まれて。調度品の美しさに惚れ惚れ♡　私が宿泊した時はまだ子供が小さかったので、壊さないかヒヤヒヤしてしまいましたが。。(笑）

中庭と屋外とプールエリアは2か所。どちらもかなり広いので、海で遊ぶのも良いけどプールでも遊びたいお子さま連れにはぴったりかと。せっかくの旅行なのでリゾート感と高級感、クラシカルな空気感を楽しみたい方に！

3.マリブホテル

2016年創立の4つ星ホテル「MALIBU HOTEL VUNG TAU（マリブホテルブンタウ）」。ブンタウ中心地へは約2キロ、先ほどご紹介した「プルマン」と同様にバックビーチへ歩いて5分ほどで歩いて行ける事からビーチで遊びたいお子さま連れにも◎

色んなお部屋タイプがありますが、今回は「デラックスファミリー＋」に～。ベットとの間に壁が敷居られているので、お友達同士で宿泊する時にも良いですな。

モダンな家具、すっきりとしたミニマリストのレイアウトを備え、狭すぎず広すぎず程よい広さが落ち着きます。

ホテル5階のプールでは、海と魅力的なブンタウの街の景色を眺められます。さほど広くはありませんが、深さ0,7mの小さいお子様も遊べるプールや休憩スペース、お洒落なプールBarでゆったりと過ごすのも良き。

正直なところ、「朝食ビュッフェもホテル宿泊の楽しみに重視したい！」って方はあまりオススメではありません（美味しくないわけではないのだけれど...！）ただ、朝食込の価格だと考えるとコスパは良いかと思います♡

■「Malibu Hotel Vung Tau」のブログはこちら

まとめ

ホーチミン市の雰囲気とまた違った港町ブンタウ。日帰りでさくっと楽しむのも良し、1泊してゆっくりと過ごすのも良し！あのゆるい空気感と美味しいブンタウグルメ、海をゆっくりと眺められて。リフレッシュしたいけど飛行機に乗るのはなぁ～って時にさくっと行けるのも魅力です。