ベトナムには日本でも認知度が高い米麺のフォーを始め、様々な種類の麺料理があります。ベトナムのお土産の中でも人気のインスタント麺ですが、せっかくなら美味しいものを買いたいですよね。
本記事ではベトナム在住歴13年の筆者がおすすめしたいベトナムインスタント麺『CHI-SU(チンス)』ブランド・シリーズをご紹介!
長年住んでいるうちに数々のインスタント麺を食べてきましたが、その中でも1番美味しかった・お土産にもおすすめしたい(ただし、結構すぐ売り切れるので見つけたら即買い必須!)インスタント麺です。
「CHIN SU(チンス)」のインスタント麺の特徴や種類、値段、味などの感想を詳しく解説~。
「CHIN SU」インスタント麺の概要・種類
販売元はベトナムの有名チリソースブランド「CHIN SU(チンス)」のマサングループ(MASAN)から登場。チンスのチリソースはローカル食堂やスーパーでは必ず置いてあるベトナムでは定番の調味料の一つです。
ベトナムでは朝から麺を食べることもあって「bộ 7 bữa sáng cùng Chinsu(チンスの7つの朝ごはんセット)」が3つの地域のベトナム麺料理のインスタント麺が販売されるようになりました。
フォーやフーティウ、ボーコーなど、7種類のベトナム麺料理がインスタント麺に!
世界ラーメン協会【WIHA】によると、2021年でベトナムは年間85,6億食。世界で3位の即席麺大国のベトナムとあって種類も豊富。その中でも有名ソースブランドからインスタント麺が登場しました。
日本でも人気のベトナム米麺料理「Phở(フォー)」やフーティウ、ミエン(春雨)など7種類のインスタント麺。主にベトナムの定番麺料理を気軽に楽しめます。
即席麺大国だけあってインスタント麺も多くのブランドから販売されていますが、何といっても他のインスタント麺と比べても断トツ美味しい。これに限る。
「7 BUI SANG CHI-SU」の作り方
パッケージの裏側に作り方が記載されています。どの麺の種類でも基本的には同じです。作り方をざっくりと説明したものは下記にてご参考に!
- お皿に麺や具材を入れる
- 400mlのお湯を入れて、蓋をして3分待つ
- 別で茹でたメインの具材(パウチ)をのせて、よく混ぜてお召し上がりください
牛肉や鶏肉などメインの具材が入っているパウチは鍋などで別に茹でておきましょう~。
5種類「チンス」インスタント麺食べ比べ
※7種類販売しているとなっているのですが、どこに行っても今回ご紹介している5種類のみなので、5種類で食べ比べしてみました!
PHO BO(牛肉のフォー)
ベトナム麺料理定番の米麺フォーにメインの具材は牛肉をのせた「Phở Bò(フォーボー)」。牛骨の旨味がしっかりと引き出された味わい深いスープとベトナムの代表的な米麺「フォー」を使っていることから、ベトナムらしさを感じてもらいやすいのでオススメ!
牛肉も柔らかくてインスタントで食べていることを忘れそうな。
お店によっては八角などの味わいがより強く出ているところもありますが、こちらは日本人にも食べやすいバランスの良いお味。うまま。
PHO GA(鶏肉のフォー)
先程ご紹介した米麺フォー、こちはメイン具材が鶏肉になった「Phở Gà(フォーガー)』。
すっきりとした味わいで甘みは抑えめ。ライムやチリ、胡椒などで味を調節するのが良いかなと。鶏肉も柔らかくて臭みもなく、全体的に幅広く食べやすいですね!鶏肉は骨がある所もあるのでお気をつけて~
Hu Tieu Bo Kho(ベトナム版ビーフシチューのフーティウ)
エスニックな味わいがクセになるベトナム版ビーフシチュー「ボーコー」。一般的なビーフシチューと比べ、ベトナムはビーフシチュー風スープに近いのです。麺やパンにつけて食べる家庭料理の一つ。
麺だとフォーでいただくことが多いのですが、こちらはフーティウを使った「Hủ tiếu bò kho(フーティウボーコー)」。
牛肉や玉ねぎ、人参をじっくりと長時間煮込んおり、スープはまるでスープカレーのようにさらっとしています。ホーチミン市で食べるボーコーと比較的するとさらにスープ感強め。
牛肉もほろほろで柔らかい~!ただ、フーティウがあっさりしているので、もう少ししっかりめのスープのほうが良いかなぁとは。朝食がコンセプトなこともあるのかなと。美味しいけどね!
MIEN GA(鶏肉の春雨)
ベトナムでも春雨はよく食べられる麺料理の一つ。鶏肉の春雨『Miến Gà(ミエンガー)』。
鶏肉だけでなく、たけのこも入っているのは嬉しいポイント♡ あっさりめの出汁とヘルシーな春雨とあって朝食にもちょっと小腹が空いた時にも良し◎ ただ、個人的に濃いめの味が好きなので、ライムやチリソースなどで味を調整しても良いかと~
BANH DA CUA(ハイフォン名物蟹汁麺)
サトウキビを練りこみ平らに伸ばし、赤褐色の平麺タイプの米粉麺(Banh Da Do/バインダードー)、ニを使用した独特かつあっさりとしたスープが特徴的な『Bánh đa cua(バインダークア)』。ベトナム北部の湾岸都市”ハイフォン”名物のベトナム麺料理です。
麺にはサトウキビが使用されているので、ほんのり甘みもあり。蟹とトマトをベースにしたスープは日本にはない独特な旨味をもたらしてくれます。
インスタント麺に入っているとは思えないしっかりとした蟹の身よ!!あまり日本では知らない方も多いベトナム麺料理ではありますが、味重視なら是非選んでみてほしい一品。
※袋麺以外にもカップ麺型もあり
今回は袋麺を中心にご紹介しましたが、そのままカップにお湯を入れるだけのカップ型も販売しています。
サイズ感をざっくり言うと高さ10cm、直径12cmくらい...?そこそこ大きい。お湯を入れるだけのカップ型のほうが便利かなとは思いますが、お土産で買うなら持って帰るのにめっちゃかさばるのでオススメはしません。。
具材やカヤクは袋麺と同じです。カップ型タイプだとすぐ食べられるようにフォークもついていますね!
具材を入れてそのままお湯を線まで入れて待つだけ~。洗い物が出ないのも楽ちん。
どこで買える?
中心地のスーパーに比較的にあり(※人気のため、すぐ売り切れることも!)
「WIN MART」や「TOPS MART」などベトナムのローカルスーパー、中心地であれば日系のコンビニで取り扱っていることも。まだ登場してさほど年数が経っていないからか、どこでもあるわけではまだなく。。
ホーチミン市内であれば、比較的に「WIN MART」は取り扱っているかと思います。旅行者ならホーチミン市1区中心地、お土産通りドンコイ通りすぐ近くの「VINCOM CENTER DONG KHOI」の地下にある店舗が行きやすいかと!!→Google Map
その他のお土産品を取り扱っているお店にもしれっとあったりするので、気になる方は是非チェックしておいてくださいね~
在住者なら通販で買うのも◎
スーパーに行ってもその店舗では扱っていなかったり、在庫切れの可能性も。
LAZADAやSHOPEEなどのベトナムの通販であれば、ほぼ取り扱いがあります。使いやすいものでオーダーしてくださいませ~
値段は日本円で約150円くらいとお手頃価格!
ベトナムのインスタント袋麺はかなり安く、5,000ドン(約25円)~に対し、「CHIN SU」のインスタント麺は約30,000ドン(約150円)。
とはいっても、150円くらいなら在住者が1食として食べるにしても十分なリーズナブルな価格ですよね。なんせ美味しさが袋麺と考えると格格段においしい!!
(こちらの画像ではちょうどプロモーションがやっていたので、23,500ドンとなっています)
どれを買おうか迷ったら!?「CHIN SU」インスタント麺ランキング TOP 5
「実際にお土産で買うなら。。。」と味・幅広く親しみやすい度を踏まえてランキングにしてみました!個人的には牛肉のフォーが圧倒的!!あっさりめがお好きなら2位の鶏肉のフォーも良き。
- PHO BO(フォーボー)牛肉のフォー
- PHO GA(フォーガー)鶏肉のフォー
- BANH DA CUA(バインダークア)蟹汁麺
- HU TIEU BO KHO(フーティウボーコー)ベトナム版ビーフシチューのフーティウ
- MIEN GA(ミエンガー)鶏肉の春雨
バインダークアは正直日本ではメジャーではないですが、食べやすくて味のバランスも良い。1個だけ選ぶなら選ばないけど、3種類くらい買うなら1つ入れても良いかと!
ベトナムの美味しいインスタント麺に悩んだら「CHIN SU」インスタント麺を!
長年住んでいるのでTHEベトナムインスタント麺なエスニックな味わいも好きですが、美味しいインスタント麺が食べたい時やお土産として買って買えるなら「CHIN SU(チンス)」インスタント麺を選びます。
麺の種類や具材も選べて作り方も簡単。お値段もよくあるインスタント麺よりは少しお高めですが、約150円でお手頃なのも良いですよね~。ぜひぜひ!