古き良き時代の空気が今も漂う、ベトナム最大の華人街「チョロン(Cho Lon)」。
ホーチミンの観光スポットとしても有名なチョロンには
18世紀からの歴史がある寺院がいくつかあります。
今回ご紹介するのはチョロン内の寺院の1つ。
”幸せの守り神 オンボン”が祀られる寺院『オンボン寺(Chùa Ông Bổn)』
渦巻線香で有名なベトナム最古の華人寺「ティエンハウ廟」
派手な装飾が特徴的な商売繁盛のご利益がある寺院「ギアアンホイクアン寺」
などが近くにあるので、チョロン巡り・観光したい時に!
それでは『オンボン寺』の行き方や見どころなどなど~
情報をまとめて解説していきますよ!ホーチミンの寺院巡り。。楽しい!!
オンボン寺の場所
グーグルマップ・外観 ※拝観料は無料です
『オンボン寺』は18世紀諸島に福建泉州の商人が建設。
ホーチミン1区中心地から南西に車で約20分の場所にあります。
こちらが『オンボン寺』の入り口です。
真ん中に立派なドアに見えますが、ここからは入れず、その脇にある入口から入っていきますよ~
拝観料は無料なので、そのまま敷地内へと入っていきます。
敷地内に入ると広々とした駐輪場・駐車場。
以前はこのあたりも無法地帯状態で整備されていなかったそうですが
現在はきちんと並べられるようになったとのこと!
隣に学校があるので子どもたちの楽しそうな声が来ていていて
どこか懐かしさも感じ、ほっこりしちゃいますね~
下校時間になると生徒と親御さんたちで混雑するようです。
発見!こちらが『オンボン寺』です。
赤い強い曲線がかった屋根は福建人が建設した建物の特徴。
取材時(2022年3月)外壁や敷地内塗り直して間もないとのこと。
それでは寺院内へと入っていきましょうー!
寺院をご案内
『オンボン寺』は別名「二府廟(二府會館)」。
ベトナム語では「Chùa Ông Bổn 」「Nhị Phủ Miếu」と呼ばれています。
美しい中国建築様式に思わず見惚れてしまいますね~♡
線香の香りが寺院内に広がり、心が落ち着いてきますね。
静かなのに、どこか少し張り詰めたような空気が漂う。
だからといって居心地が悪いわけではなく、
寧ろいつの間にか時間が過ぎてしまう不思議な空間です。
「オンボン寺」はどちらかとうと観光客が多いというよりは
地元の華人の方々が参拝にこられる場所です。
写真を撮影するのは問題ないですが、参拝の方の邪魔にならないように気をつけてくださいね。
こちらは幸福の守り神「オンボン」です。
「オンボン」はもともと土地の守り神でしたが
いつしか良い事・悪いことが行った時の報告や祈願に華人が訪れることから
幸せを願う、幸福の守り神として祀られるようになりました。
『ティエンハウ廟』のよりは小さいですが、ぐるぐる線香もあり。
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線香は敷地内で販売しています。
香煙を通し、故人と心を通わせられる。または線香をあげた本人の心身を清める。
線香の独特な香りで何でこんなに落ち着くんでしょうね~
特に日本を離れてから線香の香りを意識することはなくなっていましたが
ここ数年は移動規制やり想定外のことが多くて
どこかで疲れていたんだろうなぁ。久しぶりに心を落ち着いたなと感じました。
他の方が撮影していたので近くでは撮影できなかったのですが
写真で若干見切れている西遊記の壁画も。
ちなみに中国では沙悟浄は河童ではなく、人間で描かれているとのこと。
このような通路が何個かあり、入っていいのかなぁ?と思っていたけど
他の参拝者の方は入っていたので大丈夫。
ただし、奥は僧侶やお寺の管理人の住居となっているので
部屋を勝手に開けたりしてはいけないですよー!
まとめ
広さはそんなにはないので、他のチョロンの寺院や教会、市場などを
まとめて一緒に見回りたい時にちょうど良いかと思います!
所要時間はゆっくり見て回るのであれば、30分くらいで大丈夫かと~
ホーチミン5区、ベトナム最大の華人街「チョロン」を巡りたい時のご参考に。ぜひぜひ!
☆「オンボン寺」から歩いてすぐの華人寺・教会はこちら
【ホーチミン】ベトナム最古の中国寺院「天后宮(ティエンハウ廟) 」【行き方・見どころ・所要時間ガイド】
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●派手な装飾に商売繁盛のご利益があるお寺「ギアアンホイクアン寺」
●西洋と中国文化が融合するカトリック教会「チャータム教会」
スポット情報
店名 | オンボン寺/王爺寺/二府廟(二府會館)/Chua Ong Bon/ |
住所 | 264 Hai Thuong Lan Ong street,ward 14,District 5,Ho Chi Minh city,Vietnam |
電話番号 | 02838553187 |
営業時間 | 06:00~17:00 |
WEB・SNS・LINE | なし |