【ホーチミン】お洒落で美味しいベジタリアン・ヴィーガン対応レストラン9選～おすすめ料理も合わせてご紹介～

実は最近ベトナム南部都市ホーチミンにもおしゃれなヴィーガンカフェやレストランがたくさん増えてきているんです！！

特に注目したいのが「ベトナム料理×ヴィーガン料理」、これは本場ベトナムで食べてみてほしい！本記事では旅行者やアテンド、接待にも対応、カフェ気分で気軽に利用できるなど、様々な場面で利用できる「ホーチミン市内のおすすめベトナムヴィーガン料理レストラン」をご紹介します。

※2023年8月31日更新　「Prem Bistro Cafe」のブログ記事を追加しました

ベトナムヴィーガン料理って？

「ăn chay（アンチャイ）ベトナム語で菜食を意味します（※chayだけの場合もあり）。元々中国の影響を大きく受けているベトナムでは太陰暦で新月と満月の日、毎月旧暦の1日と15日は菜食主義になる一日。そのため、ベトナムに住む仏教を信仰する人たちは菜食の日に肉魚を食べないベトナム人は珍しくありません。

そんな文化の影響もあって、ベトナムでは菜食レストランがたくさんあります。近年では外国人も利用しやすいお洒落で本格的な料理を提供するレストランも多く、「ベトナム料理×ヴィーガン」を掛け合わせた料理はヴィーガンの人はもちろん、そうでない人でも美味しくいただけるお店もたくさん！

今回はそんな「ヴィーガンベトナム料理」が楽しめる＆ホーチミン市内の美味しいベジタリアン・ヴィーガン対応レストランをご紹介します。

ホーチミンのおすすめベジタリアン・ヴィーガン対応レストラン

①Shamballa Vegetarian【1区（日本人街周辺・バックパッカー街周辺）

ホーチミン市1区に2店舗、ベトナム中部ホイアンに1店舗出店。ホーチミン市内にある店舗はバックパッカー街周辺と日本人街周辺にあるヴィーガン・ベジタリアンレストランです。

店員さんに聞いたオススメの「Crispy Abalone mushrooms」はクリスピーな食感とあわび茸、あとこの特製の甘辛タレとの相性たるや！！ココに来たら、こちらは是非マストで頼んでいただきたいー！！

店名になっている「Shamballa」とはチベットの奥地に存在するといわれる仏教徒のユートピア，シャンバラをめぐる伝説のこと。種類豊富なヴィーガン＆ベジタリアンのベトナム料理が揃っております。

ベトナムにいることを忘れそうになる、広々とした空間と大胆で伝統的な色使いをモチーフにした空間も魅力的。ヴィーガンだからと意識しなくても、純粋に料理が美味しいレストランです。

■「Shamballa Vegetarian」についてのブログはこちら

②Vi Que Kitchen【1区・「ベンタイン市場」から車で5分】

ホーチミン中心地の観光スポット「ベンタイン市場」から車で5分。メニューにベトナムの家庭料理のメニューが多く、オーナー様のお母様のレシピを元にアレンジを加えて作られています。

ハイフォン名物の四角い揚げ春巻き「ネムブォン」は一口食べるとキノコの旨味がぶわぁっと広がり、もうこれがまたたまらなく美味しい！！

デートや接待にも使いたくなる素敵な店内や外国人にも利用しやすいメニューも種類豊富。北部・中部・南部と様々なベトナム料理を楽しめるのも嬉しいですね。幅広い年代に楽しみやすく、ベトナムの家庭料理を中心としたメニューなこともあり、敷居が高すぎず気軽に利用できるのもいいですね！

店員さんの対応も素晴らしいし、種類も豊富で美味しそうなものばかり。ホーチミン女子旅にもおすすめしたいお店です！

■「Vi Que Kitchen」についてのブログはこちら

③Prem Bistro & Café【1区・タンディン教会から徒歩6分】

ホーチミン観光の人気スポット、ピンクの教会こと「タンディン教会」から徒歩6分の場所に位置するヴィーガン料理レストラン。3階は「Pi Bistoro」、4階は「Prem Bistro」となっているのでお間違えなく！

ヘルシーな前菜の一品としてオススメなのが「GRILLED EGGPLANT ROLLS」。その他ベトナムカリーことココナッツカレーなどヴィーガンベトナム料理以外にも東洋と西洋料理と様々な種類のヴィーガン料理が楽しめます。

その他全体的にポーションは多めなので、3人～くらいでシェアしながら楽しむのも良いですね。移転する前はもっと素朴な雰囲気のお店だったのですが、店内はかなり広くなり、更に素敵なお店に♡　ほど良くカジュアルな雰囲気もあって敷居が高すぎないのも良いですな～

■「Prem Bistro Cafe」についてのブログはこちら

④Du Du Xanh【1区・タンディン教会から徒歩5分】

こちらもホーチミン観光の人気スポット、ピンクの教会こと「タンディン教会」から徒歩5分。画像右奥のヴィーガン味噌鍋「Lau Miso Nhat Ban」は優しいの味噌の味わい、この付け合せの生姜や胡麻ドレ、めかぶと一緒に食べることでアクセントになってそのまま食べるのと印象がかなり変わります。

全体的に優しい味付けなので、あっさり派の方にも◎　ヴィーガンレストランとしてはもちろん、カフェとしても気軽に利用しやすい雰囲気です。

観光スポットから徒歩5分ほどの場所にあるので、旅行者さんにも良いのではないでしょうか♡

■「Du Du Xanh」についてのブログはこちら

④Hum Vegetarian【2区タオディエン・3区】

接待や大切な人のおもてなしに。美味しくて素敵な本格ベジタリアン料理を堪能するならココ！ホーチミン市内に3店舗展開。

在住日本人の間でも大人気の「Steamed mushroom in coconut」はココナッツを丸ごと器に使ったアジアらしさ、味わいは蟹の代わりにキノコが入ったタイのパッポンカリーによく似ています。ココナッツの優しい甘さとカリーの柔らかい辛味、数種類のキノコの旨味成分もぎゅっと凝縮されていてクセになる美味しさ。

料理に使用する具材は厳選したプライヤーから調達、技術力の高いシェフによるベジタリアン料理は盛り付けも美しく、安心して美味しく食べられると評判です。市内にあるヴィーガンレストランの価格帯を考えると、少しお高め。

特にThu Duc市タオディエン（旧ホーチミン市2区）の店舗は上品で落ち着きのある邸宅をコンセプトにした内装としており、接待やアテンドにもオススメですよ～！

■「Hum Vegetarian」についてのブログはこちら

⑥Mặn Mòi 【2区タオディエン・3区】

 

この投稿をInstagramで見る

 

Mặn Mòi(@manmoi.vietnam)がシェアした投稿

厳密にはベトナム料理レストランですが、ベジタリアンメニューも豊富なお店。現在Thu Duc市タオディエン（旧ホーチミン市2区）と3区に出店しています。こちらは先ほどご紹介した「hum..」さんの系列店、元々は2区店のほうは「Spice Bistro」だったお店ですね。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Mặn Mòi(@manmoi.vietnam)がシェアした投稿

厳選された地元食材を使われた魅力的なベトナム料理の数々。ベジタリアン・ノンベジタリアンと選べるので、希望に合わせて楽しめるのも良き。旅行者にもオススメの素敵な店内にも注目！

⑦Zeroism-Vegan cafe&shop【2区タオディエン】

外国人が多く住み、近年ではお洒落な雑貨やレストランが多いことでも人気の「タオディエン」エリア。こちらはグエンクー通りにあるヴィーガンカフェレストラン。

全粒粉で作られた「サワードゥベーグル（画像手前）」は豆腐以外にもトマトやアボカドもたっぷり入って食べごたえあり！黒ごまの香りがたまらないバンズとの相性も♡　その他ヴィーガン用のベトナムのサンドイッチ”バインミー”などもあり、メニュー数が多いのも特徴。

2階席までとなっており、特に2階席は満席近くなることも珍しくなり人気ぶり。食事としてはもちろん、カフェとして気軽に利用できます。タオディエンでお土産やお買い物をした後の休憩にも良いですね。

■「Zeroism-Vegan cafe&shop」についてのブログはこちら

⑧Kashew Cheese【2区タオディエン・7区】

タオディエンに2店舗、7区に1店舗展開、ベトナム産のカシューナッツで作るチーズやミルクで人気のヴィーガンチーズ専門店。ベトナム料理よりも洋食よりですが、ベトナムのサンドイッチ”バインミー”のようなメニューもあり。

こだわりのベトナム産ヴィーガンチーズを使ったサンドイッチは具材もたっぷりでボリュームもしっかりと！外側カリッと中はもちっとした食感が楽しくて美味しい。

店舗選びのポイントとしては現在2区タオディエンに2店舗。1店舗はTran Ngoc Dien通りの複合施設「Saigon Concept」内にあり、テラス席のみの小さなお店。朝や夕方以降の涼しい時間帯がおすすめ。

エアコンが効いた広々とした空間でゆっくりと過ごしたい方は2区タオディエンコンパウンド支店、もしくは最近オープンした7区店がおすすめです。旅行者なら2区にあるどちらかの店舗がアクセスが良いかと！

■「Kashew Cheese」についてのブログはこちら

※この記事は2区タオディエンThao Dien Villas compound支店を主に紹介しています。

9.Chay Garden【2区タオディエン・3区】

「お客様一人一人のライフスタイルや健康に対するニーズを共有し、心と体を育む食空間を創造すること」がコンセプト。市内に2店舗展開、3区店は喧騒から切り離された広々とした庭園を備え、リラックスして過ごせる時間を提供。

店内はノスタルジックなインドシナ建築を彷彿とさせる、エレガントなベジタリアンレストランの雰囲気。タオディエンではヴィーガンベトナム料理のビュッフェも行われているとのこと（←ご予約される際に念のためご確認ください）

店員さんのスタッフも素晴らしいと評判、特に週末は混みあっているので予約しましょう！

■「Chay Garden」についてのブログはこちら

ベトナムヴィーガン料理に興味があるけど、何を頼めばいいの？

おすすめヴィーガンベトナム料理TOP3

ベトナムチャーハン（Com Chien）では、ベトナムのお土産としても「蓮の実」が入ったものも多く。ほくほくした食感の蓮の実は料理としてなかなか食べる機会もないですし、チャーハンなら幅広い世代に食べやすいですよね！

蓮の実以外にもキノコたっぷりのものなど、種類も色々あるのでお試しあれ。

ベトナム北部ハイフォンの特産物である「ネムブオン」。四角い形をした揚げ春巻きとなっており、通常のレストランでは蟹の身などが入っています。ヴィーガン料理レストランでは数種類のキノコや春雨、玄米麺などがたっぷり、薄皮でサクッと揚げられています。

一口食べるとキノコの旨味がぶわぁっと広がり、今まで色んなレストランで食べましたが、ベトナムヴィーガン料理の中でも満足度が高い一品。私は絶対毎回頼みます！！

 

この投稿をInstagramで見る

 

Prem Bistro(@prembistro)がシェアした投稿

ベトナムの生春巻きは日本でも有名になっており、馴染みがある方も多いのではないでしょうか。通常だと海老を入れたり、豚肉が入っていますが、ヴィーガン対応レストランの場合だと定番の野菜や米麺の他、厚揚げが入っていることが多いですね。中にはマンゴーの薄切りが入ったものも！

また、ベトナムの生春巻きではヌックマム（ベトナム魚醤）を使うことが多いですが、ヴィーガン生春巻きの場合だと味噌だれを使うところもあり、これもまたクセのない味わいで美味しいのです♡

まとめ

私も昔は「ヴィーガンのベトナム料理って美味しいの？」と思っておりましたが、物足りなさも無く、むしろ美味しくて積極的に美味しい料理の数々。近年では美味しいだけでなく、気分も高まるお洒落なお店も多くなっているのも魅力のひとつ。

今回ご紹介したお店はほぼ英語対応可能。女子旅やアテンドにも喜ばれる「ヴィーガンベトナム料理」を是非ご堪能くださいませ。ぜひぜひ！