商売繁盛にご利益のある派手な装飾が特徴的!
観光にもおすすめしたいホーチミン5区チョロン仏教寺院へ!
今回ご紹介するのはホーチミン5区チョロンにあり
1872年三国志でも有名な蜀の武将「関羽」が神格化した
「関帝」が祀られている仏教寺院『義安會舘(ギアアンホイクアン寺)』
古き良き時代の空気が今も漂う、ベトナム最大の華人街「チョロン(Cho Lon)」。
ホーチミンの観光スポットとしても有名なチョロンには
18世紀からの歴史がある寺院がいくつかあります。
渦巻線香で有名なベトナム最古の華人寺「ティエンハウ廟」
”幸せの守り神 オンボン”が祀られる寺院「オンボン寺」
などが近くにあるので、チョロン巡り・観光したい時に!
20分くらいでさくっと見れるのでチョロンに来た時にぜひ。
それでは『ギアアンホイクアン寺』の行き方や見どころなどなど~
情報をまとめて解説していきますよ!
義安會舘(ギアアンホイクアン寺)の場所
【場所】Google Map ※拝観料は無料です
『ギアアンホイクアン寺』はホーチミン市5区チョロンにあります。
チョロンの中心にあるので他の寺院を回る時にも組み込みやすいので
立地としても良しですね!
こちらが入り口です。入り口付近に線香等も販売していますが
寺院内で購入できるので、そちらで購入したほうが良いかと~
拝観料は無料なので、そのまま敷地内へと入っていきます!
入り口を入っていくと広~い前庭が!広さはなんと2,000平方メートル!!
右手には鯉がいる池もあり(以前に比べてかなり少なくなっていたので写真は割愛...)
発見!こちらが『ギアアンホイクアン寺』です。
中国・福建省出身のクアン・ティ氏の一族により1972年に建設。
1993年には国家級芸術建築遺産に指定されています。
ちなみに『ギアアンホイクアン寺』は
ベトナム語名だと「Nghĩa An Hội Quán/Chùa Ông」。
それでは寺院へと入っていきましょう~
寺院をご案内
派手な装飾や電飾など華人寺ならではの様式。
鮮やかな色合いとは反比例して寺院内は落ち着いて凛とさせられる空気感。
線香の香りが心を安心させてくれますね。
金色のギラギラ装飾が特徴的で、これは商売繁盛のご利益が期待できますな~
奥へと進んでいくと商売繁盛の神「関帝」が祀られています。
「関帝」とは三国志・蜀の武将である「関羽」が神格化したもの。
豪傑の武将としての印象が強い「関羽」ですが、なぜ商売繁盛の神と祀られるようになったのか。
その理由はいくつかありますが、そのうちの一つとして
関羽の地元である山水省出身の商人が関羽の義を重んじる考えにならって
お客との信頼関係を大事にした商売をしていたことが
華人の間で広まったことも理由とのこと。
現代のビジネスもお客様との信頼関係を築くことは大事ですよね~
寺院の落ち着く雰囲気が好きでたまに行くのですが
歴史の背景を知ってから寺院を回るとまた違った見え方になりますな。
赤と黄色と派手な色合いも華人寺の特徴ですね。
天井が高く、細部まで細かな模様が描かれています。
このホーチミン・チョロンにある『ギアアンホイクアン寺』とは雰囲気は違いますが
(派手なところが多いけど、ここまでギラギラはしてなさそう)
調べてみると北海道から沖縄と
日本全土にも関帝が祀られている寺院があるんですね。
華人は世界中に住んでいるので関帝が祀られている寺院はたくさんあります。
線香は1人3本でお参りしていきます。
通常時ならホーチミン5区チョロンのベトナム最古の中国寺院
「天后宮(ティエンハウ廟)」よりは少ないものの
渦巻線香が吊るされているのですが、時期的なものかこの日はなく。
観光客・参拝者が多い時期だと渦巻線香も見られるかと~
まとめ
ギラギラの装飾がまた御利益がありそうで!!
パワースポットとしても元気がもらえました。色々頑張らねば~
所要時間は約20~30分と広さはそんなにないので
他のチョロンの寺院や教会、市場などを
まとめて一緒に見回りたい時にちょうど良いかと思います!
ベトナム最大の華人街「チョロン」を巡りたい時のご参考に。ぜひぜひ!
☆「ギアアンホイクアン寺」から歩いてすぐの華人寺・教会はこちら
●西洋と中国文化が融合するカトリック教会「チャータム教会」
●”幸せの守り神 オンボン”が祀られる寺院「オンボン寺」
スポット情報
寺院名 | 義安會舘/ギアアンホイクアン寺/ギアアン会館/Chùa Ông - Hội Quán Nghĩa An |
住所 | 678 Nguyen Trai street,ward 11,District 5,Ho Chi Minh city,Vietnam |
電話番号 | 028 3853 8775 |
営業時間 | 06:00~18:00 |
WEB・SNS・LINE | なし |